スカルプテッド作成 実践1

ここでは、とにかくスカルプテッドプリムを作ってみましょう。
本当はプラグインを使うとかなり楽なんですが、いきなり5000円も出してシェア登録しろとはいきませんので、基本機能だけで進めます。
基礎編で出た通り、このスカルプというものは普通の造形とは感覚が全く違います。
1枚の平面を曲げて、いわば立体一筆書き、折り紙の要領で形を作らねばなりません。 裏面は絶対に使えないので工夫がいります。

ここでは橘屋さんのスカルプ変換ツールを使うので、下記のブログからお店に行ってツールを入手して下さい。

橘屋さん スカルプ変換ツール

橘屋さんでもメタセコを使ったスカルプ講座を開かれています。
ここより詳しい情報が揃っていますので行ってみてください。
ツールを手に入れると、フォルダの中にbasic_objectというフォルダがあり、その中にスカルプの基本になるobjファイルが入っています。
ここからcy_base.mqoをメタセコに呼び出します。
これは基本図形からU32V31で作った円柱の上下の蓋を取ったものと同じです。
メタセコのオブジェクトパネルでは「頂点数1024、面数992」となります。

上下に穴が開いてますね、これはセカンドライフに持って行った時に勝手に塞がります。
何を作ってみたいですか?
通常の3Dなら、コネっているうちに何か出来ちゃったりするのですが、何しろ出来ることと出来ないことがハッキリしているうえに、作るにも工夫がいるスカルプでは、最初から順番に作業を考えなければなりません。
スカルプをやる時は、まず何を作るのかというイメージが大切です。
では、服屋さんに需要がある襟の簡単なものでもやってみますか。
ちょっと初心者には難しいかも知れませんが、簡単なものばかりやっても応用力が付きません。
上手くなるコツは、「基本を知ったら」1歩難しいものにいきなり挑戦する事です。

何でも実際にやれば勝手に身に付いてくるものですよ。

全選択でまずX方向に縮めました。

次にY方向にみょーんと伸ばします。
これは後でぐるっと首の形に曲げるためです

編集オプションの「範」のボタンを押しているか確認しましょう。
これは色々なモードを使用中に範囲選択できるようにするものです。
いつもONにしておきましょう。

上下端にある首の正面になるところを変形させます。
F1キーで画面を正確に真横にした後、変形させたい範囲を範囲選択で選び、格子変形モードにします。
詳細設定で分割数を3にして選択フィットします。

MoveとScaleを使ってこんな感じにします。
編集オプションの「範」のボタンを押していれば、格子変形モードの変形頂点を範囲選択できるので、一緒に動かしたい部分をいっぺんに選択して動かします。

下の端も同じようにしましょう。
本当は端の処理をちゃんとやった方がいいのですが、ここではまず、このまま進めます。

次に全選択して上下の端を曲げます。
曲げモードにして、中心からドラッグで端まで曲げ範囲を設定します。
その後に端の方をドラッグして曲げます
この時、少し離れた位置でドラッグするとやりやすいです。
曲げ終わった後は、必ず右クリックで曲げ範囲の消去をして下さい。
これを忘れるととんでもないことになります。

F3キーで正面にした後、今度は首の形に曲げます。

こうなります。
だんだん襟らしくなってきました。

同じように格子を使って形を整えていきます。

だいたいこんな感じで、まずUPしてみましょうか。

何だか位置がおかしいので見づらくなってます。
回転モードで90度回転し、位置も合わせておきましょう。

別名保存でできたmqoファイルを、mqo2sculpt.exeを起動してドロップします。
上書き保存をするとスカルプの元ファイルを書き換えてしまうので、絶対に別名で保存ですよ。
問題が無ければpngファイルが作られるはずです。
もし無反応だった場合、頂点や面の数が変わってしまっている可能性があります。
その場合は最悪、やり直しになります。
頂点、辺、面は削除したり追加しないように注意です。
理屈が解って慣れたら、少ない面数で作った物を曲面制御で倍加して滑らかなものも作れるのですけどね。
まずは形状を作る事に専念して下さい

UPしてみました。
襟に見えなくもない(笑)
端の処理をいい加減にしたので、ちょっとおかしくなってますよね。
今回はわざとそうして、穴がどうなるのか見てみました。

丁寧に作ればちゃんとできますよ。
でもこれはちょっとUPした時に大きすぎたので、作る時に縮めた方が良さそうです。
スカルプはこうやって「やってみないと解らない」とういう事の繰り返しです。
慣れればだんだんスムーズにできてきます。
頑張ってください